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【スヌーザヒーロー使用レポ】乳幼児突然死症候群(SIDS)について考える

 

今回は普段のおちゃらけは封印して、私なりにしっかり書いてみたいと思います。

この記事は、一般の新米母が幼い我が子のために何ができるかを考え、調べ、まとめた記事です。
なるべく根拠に基づいた記事作りを心がけていますが、この記事の内容が全てではないことをあらかじめご理解ください。

 

妊娠中に「乳幼児突然死症候群」で1歳を目前にした赤ちゃんを亡くしたお母さんの手記を読みました。

約10ヶ月に及ぶ妊娠期間中、毎日胎動があるかチェックをして、毎回の検診で異常はないか、流産や早産の可能性や不安と戦いながら命を育み、やっと出産にたどり着き、そして乗り越えた先に出会えた赤ちゃん。

そんな小さな命を守るために何かできることはないのかと自分なりに調べ、考えた結果をまとめます。

 

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

 

乳幼児突然死症候群(にゅうようじとつぜんししょうこうぐん、英語: Sudden infant death syndromeSIDSシッズ))は、何の予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児に、突然死をもたらす疾患である(参考:乳幼児突然死症候群

SIDSの多くが1歳未満の乳児に起こり、そのリスクは生後2ヶ月〜4ヶ月にピークを迎え、発症の可能性自体はおよそ2歳前後まで続く。

 

原因不明。SIDSの症状自体明確ではない

 

この医学が発達した現代において、依然として原因不明。

「乳幼児突然死症候群と診断されるには厚生労働省による定義があり、乳幼児が死亡した際の状況や健康状態などの情報から、窒息死やその他の死因いずれにも当てはまらない場合に”原因不明の突然死”として診断される」という情報や、「先天的もしくは後天的疾患があるため突然死が起こった」という情報など、仮説が溢れています。

「ネットも書物も、諸説ありすぎる上に因果関係がよく分からない。本当に何も手立てはないのか・・・」と最初に感じました。

 

SIDSを予防するためにできること

 

小さな命を守り育てなければならない私たちにとって、少なすぎる情報。完全には防げないとしても、どうにかして、ほんの少しでもリスクを減らすことはできないのかを考えます。

厚生労働省が勧める予防法

  1. 1歳になるまでは、仰向けに寝かせましょう
  2. できるだけ母乳で育てましょう
  3. たばこをやめましょう

出典:SIDSについてー厚生労働省

たった、これだけ・・。

もちろん原因が明らかになっていないので、起こったケースをもとに「こういう場合が多かった」としか言えないのも分かります。

でも、多少の因果関係くらいは知りたい。混合だった私はミルクを結構な量足すときもあり、ミルクの何に気をつければ良いの?と不安にしかなりませんでした。

ちなみにその他にも女児よりも僅かに男児の方が起こるケースが多い・冬場の方が発症率が高いなどのデータがあります。

 

海外式の育児本で知った予防策・暖めすぎに注意

私は普段、イギリス人ナニーであるジーナ・フォードさんが提唱するネントレ・ジーナ式育児法で育児をしています。

”ジーナ式”とは? このブログのメインテーマの一つである”ジーナ式”。 なにそれ?って方に私なりにご紹介したいと思います。 ”ジーナ...

そこにSIDSの予防に関する記載がありました。

生後6週間ごろまでには、両腕を布で覆わず脇の下からくるむ「半ぐるみ」に慣れさせるのが重要です。乳幼児突然死症候群は生後2〜4ヶ月の間にピークを迎える上に、赤ちゃんの暖めすぎが主要な原因の一つだと言われています。赤ちゃんに上掛けをかけすぎていないか常に確認し、室温が高すぎないように注意してください。16〜20度が理想的です(乳幼児突然死の研究機関が推奨する温度設定です)。(参考:赤ちゃんとおかあさんの快眠講座ージーナ・フォード)

この育児方法にはおくるみの使用が欠かせないのですが、 SIDSを防ぐため、生後数週間のうちに半ぐるみやスリーパーで寝ることに慣れるさせることを強く推奨しています。

SIDSについて日本語で調べても、「原因不明」や先に載せた厚生労働省の予防策くらいしか書かれていなかったので、”暖めすぎに注意”としつこいくらいに書いてあることに驚きました。

 

産婦人科医・久保田史郎氏によるSIDS予防策7ヵ条

日本の産婦人科医(現在は閉院されている模様)の久保田史郎氏がSIDSについて研究し、10年以上前になりますがSIDSの新仮説を発表しています。

  1. 室内では、睡眠中の赤ちゃんに帽子・靴下・足つきロンパース・毛布などの「着せすぎ」に注意しましょう。着せすぎは放熱を妨げ、児を高体温化(うつ熱)にするため危険です。
  2. うつぶせ寝は、放熱した自分の熱で腹部を温める作用があります。
  3. 睡眠中の赤ちゃんの衣類、シーツ、布団は、吸湿性の良いものが安全です。
  4. ストーブの側、ホットカーペットの上に寝かせるのは危険です。
  5. 熱すぎる人工ミルクは体を内側から温めます。ミルクの温度に注意し、必ず抱いて飲ませましょう。
  6. 児が静かに眠り続ける時は、”着せすぎ”ではないかに注意しましょう。
  7. SIDSから赤ちゃんを守るために、「発熱」と「うつ熱」の違いを学習しましょう。

参考:SIDS予防7ヶ条

私はこれを読むまで、窒息死とSIDSは違うものなのに、なぜうつぶせ寝をさせないようにすることがSIDSの予防策になるかがわからなかったのですが、少し納得がいきました。(もちろん最初からうつぶせ寝の危険性については理解しています)

また、SIDSで亡くなった赤ちゃんの遺体が死後もしばらく高温でぐったりした様子であったことが報告された例もあることから、うつ熱とSIDSは全く無関係ではないのではないかと考えています。

 

久保田氏の研究内容についての詳細はこちらで読めます。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の新仮説と発生機序

SIDSのメカニズム(原因と予防)

 

また、SIDSで赤ちゃんを亡くしたご両親をサポートするNPO法人・「SIDS家族の会」においても暖めすぎはSIDSの危険因子となることに触れています。

SIDSの危険因子について

 

家庭での対策について考える

 

家庭でできる現実的な対策について考えました。

  • 赤ちゃんが寝る場所の近くに湿温度計を設置し、こまめに就寝時の湿度と温度をチェック。温度が快適でも、湿度が60%を超えるような日は薄着に。
  • 夜中の湿度、温度も天気予報で確認
  • 風の通りを良くするべく、換気したり扇風機を設置する。
  • 寝かせる時は仰向けに
  • ミルクをあげる時は熱すぎないよう温度に注意する
  • 体動センサーを使用する

 

体動センサー:「スヌーザヒーロー」

 

これまでSIDSについてまとめましたが、日中も夜間もずっと赤ちゃんの様子をチェックし続けることはなかなか難しい。

私はベビーモニターを使用していますが、ぐっすり眠っている時は「呼吸をしているかどうか」までは確認できません。

かといってずっとそばに張り付いているのも難しいので、スヌーザヒーローというベビーセンサーを使っています。

最近では保育園でのお昼寝時に保育士さんの負担を軽減させるため、ベビーセンサーを取り入れる園も出てきているようです。(日経新聞にスヌーザヒーローも紹介されていました。)

 

小さな命を見守るお母さんのアシスト役

多くの産院では、出産後に赤ちゃんを寝かせるベビーコットの下に敷くタイプのベビーセンサーが使われていると思うのですが、スヌーザヒーローおむつに取り付けることで体動を感知します。

上部のラバーのような部分で動きを感知し、15秒間感知しなかった場合は振動で赤ちゃんを起こします。

その後も感知できない場合は、ピピピピピピピ・・・という警告音がなります。

これ一つで全てを防げるわけではないですが、お母さんとともに赤ちゃんを見守ってくれるような存在です。

 

実際に使ってみた感想(新生児期〜生後2ヶ月)

 

退院直後から早速使い始めたスヌーザヒーロー

一言で言うと、とても使いやすいです。

おむつの正面部分にはさみ込むだけなので装着は簡単だし、つけていても本人は気にせず寝ています。

コンパクトな分つけ忘れが怖いので、私は遊びの時間以外は付けっぱなしにしています。(授乳中などもつけたまま)

寝返りやずり這いがはじまったりすると嫌がるかもしれませんが・・この辺はまたレポできたらと思っています。

 

赤ちゃんの体動に合わせてランプが点滅するので、就寝中など暗闇の中でも確認することができて安心します。

 

誤作動について

新生児期は、誤作動が多かったです。

というのも、ジュニアは退院時2400g前後で小さめだったこともあり、おむつに取り付けても体との間に隙間ができてスヌーザヒーローが浮いてしまい、体動が感知できなかった様子。

ピピピピピピ・・・・という警告音が何度も起きている時に鳴ることもあったし、寝かしつけた直後に警告音が鳴ってしまい逆に起こしてしまったことも;;(寝かしつけた数秒後とかに鳴りだしたので、明らかに誤作動だと思いました)

あまりに鳴ることが多かったので、一晩だけ外して寝てしまったこともありました。。

でもその誤作動も生後1ヶ月くらい経ち、成長につれ体が大きくなってくるごとに減少。

 

誤作動がほぼなくなったと思った生後2ヶ月前後、寝かしつけが終わって数十分後に寝ようと夫婦でベッドに入った瞬間ピピピピピピ・・・と警告音が鳴りました。

久しく聞いていなかった警告音を聞いて飛び起きて、ジュニアの様子を見たら呼吸が浅い。とりあえず体を触って少し目を覚まさせました;

正解はわかりませんが、この時のは誤作動ではなかったんじゃないかなと思います。(怖くなって、ジュニアを起こした後泣いてしまいました)

 

まとめ

 

いつどの赤ちゃんにも起こる可能性がある、乳幼児突然死症候群(SIDS)。

諸説言われている中で、今回は私が読んで納得できた説を紹介しました。

うつ伏せ寝をさせない温め過ぎには注意する喫煙をやめるなど日々の中でできる予防策を張りながら、家族はもちろんの事、時には体動センサーの力も借りて、小さな命を守り育てていきたいと思っています。

 

※スヌーザヒーローは国内メーカーの商品ではないため、度々在庫切れになっています。入荷予定日などは随時ご確認ください。