*検索から来てくださる方が増えているようなので追記しておきます。
当ブログは「ジーナ式」と呼ばれる赤ちゃんの生活リズムを作る育児方法の実践記を主に書いており、この記事は同じようにジーナ式に取り組む方からの質問への回答の中で、私と赤ちゃんがセルフねんね(=ベッドで一人で寝付く、寝かしつけなし)にどうやってたどり着いたかの記録を載せています。
そもそもジーナ式とは?という記事も別にありますので、興味のある方はこちらをどうぞ。(人によって合う、合わないがあります。ジーナ式を強くお勧めするために書いているわけではありません。)

マシュマロという質問箱のようなものを設置しています。
ジーナ式に関する質問はさらっと答えるのが難しいので、ブログで回答させていただいています。私で力になれるかはわかりませんが、気になることがあればお気軽にどうぞ!
2ヶ月後半からできるようになっセルフねんね(=ベッドに置いて一人で入眠できる)、成功するまでどんな感じだったかについて質問をいただきました。
目次
一人寝できるようになるまでの寝かしつけについて

質問ありがとうございます。
ジーナ初めて2週間で22時の寝かしつけがなくなり、朝までぐっすりはすごいですね!^^
始めて1ヶ月とのこと、少しずつママもスケジュールに慣れてこられたところじゃないかなぁと思います。(私も開始後1ヶ月くらいでようやく馴染みました。。)
お昼寝の30分の壁!ありますよねー。
うちの場合、45分の時も、1時間の時もありますw 特にメンタルリープの最中はお昼寝は45分〜1時間くらいしかしないことが多くて。
赤ちゃんの睡眠は、低月齢のうちは30〜45分で浅い眠りと深い眠りを繰り返すそうなので、きっとそのタイミングで目覚めちゃうんでしょうね。
2ヶ月くらいの頃は途中で目覚めたら再度寝かしつけてましたが、3ヶ月の今、お昼寝上限は3時間と少なくなるし、何より寝かしつけても再入眠しなくなってきました。(諦めてカーテン開けるとめっちゃニコニコするんです・・・起きたいのかな笑)
夕寝で少し補うことでお風呂後まで機嫌がもつようなので、昼寝は必ず2時間!ていう風にこだわらずアレンジしながら過ごすようになりました。
22時の授乳後に一人寝してくれて朝までぐっすりなら、徐々に他の時間も上手になってくるのではないかと思うのですが、私が今までどんな感じで寝かしつけてたかをふり返ってみます。
何か得られるヒントがあれば幸いです。

新生児期(1〜3週くらいまで):ほぼ寝た状態でベッドへ着地
入院中、退院直後はお腹がいっぱいになりさえすれば比較的すんなり寝てくれていたので、授乳・げっぷ・おむつ替えを済ませたら抱っこでゆらゆら、95%くらい寝た状態で着地。
できればベッドの中で薄目でも良いので開けてもらうことを意識していました。(私は着地してからおくるみを巻いていたので、必然的にいつも薄〜く目が開いてました。)
この頃はさすがに一人で寝ていくのは無理だろうと思っていたので、とにかく毎日を生きつつなんとなく生活リズム作りを優先。
生後1ヶ月前後(3週〜):寝かしつけに時間がかかるようになる
「魔の3週目」とも呼ばれる最初の成長期が来るこの辺りから、寝ない時間が増えたり寝かしつけに時間がかかるようになりました。ずーっとぼーっとしてたふわふわの赤ちゃんが、少しずつ感覚が冴えるようになってた感じ。
日中ぐずることも増えてきたので、この頃からおしゃぶりを使い始めました。
寝かしつけは基本的に抱っこ+ゆらゆら。ラッコ抱きで寝かしつけたことも数回ありました。どうしても寝ない時は最終手段として、パイを咥えさせたまま寝落ちさせてしまうことも。。
おくるみを巻くことで刺激して起きてしまうことも出てきたので、まずおくるみを巻いてから寝かしつけに入る日もありました。
また着地失敗するようになってきたのも確かこの頃から。
これはいけそうだな〜と思ってベッドに下ろすとパチっと目が開いてしまう。(恐怖)
とりあえずいつもの方法で1〜2回トライしてみて、ダメそうなら完全に寝た状態で着地したり、着地してからお尻の下に手を入れたまま、下半身(お尻〜足)を優しく上下に揺らすのもやってみました。背中スイッチがある赤ちゃんに効くというのを見てやってみたら、心なしか着地失敗が減ったように思います。
【追記】その後質問をもらったので絵で説明しました!

生後1ヶ月後半〜2ヶ月:おしゃぶりを多用するようになる
寝かしつけようとゆらゆらしていると、パイを探すような仕草をするようになり試しにおしゃぶりを使用→すぐにうとうとしだした!
そしてここから指しゃぶりを自分でできるようになるまでの約1ヶ月間、抱っこ+ゆらゆら+おしゃぶりが寝かしつけスタイルになりました。
指しゃぶりがうまくできないせいか、寝る前にほぼ毎回おしゃぶりを欲しがるようになってしまい「私が与えたのが良くなかったのかな・・」とか「このまま癖になっておしゃぶり外すのが大変になったらどうしよう・・」と密かに毎日思っていました。(-_-)
ジーナさんの本にある通り、おしゃぶりはベッドの中では使わない、完全に寝付く前には外すことは徹底して守るように。
そのおかげか、生後3ヶ月の現在ではあんなに欲しがっていたのが嘘のようにほぼ受け付けなくなりました。(ペッて吐き出しちゃう)
生後2ヶ月〜2ヶ月半:段階的にネントレ開始
日中起きている時に指しゃぶりすることが増えてきたので、寝かしつけの時に最初からおしゃぶりを使うのをやめ、「うとうとした状態で着地→退室して見守る」というザ・ネントレっぽいことをちゃんとやり始めました。
この“うとうとした状態で”というのも、もう薄目しか開いてない状態(90%)→あくびを連発して体も暖かくなり始め、眠そうな状態(70%)→あくびだけ出てる状態(60%)→眠いとぐずりだしたけど全然元気(30%)と、こんな感じで少しずつ着地する前のレベルを上げていくイメージで段階を踏んでいきました。
見極めが難しくて、何回も失敗することもありました!笑
着地しても指しゃぶりができなくて嫌になって泣いてしまうことが多かったので、そうなったら抱っこしておしゃぶりを使う感じにしていました。
これを続けていったところで、「どのくらいのうとうと状態からなら一人で寝れるか」が掴めるようになったので見守るコツが分かってきました。
生後2ヶ月後半〜3ヶ月:一人寝習得
ほぼ目が開いてる状態からでも自分で寝れることが何回かでてきた段階で、指しゃぶりができるようになり、全てのねんねで寝かしつけが不要になりました。
たま〜に、日中の刺激が強かったりイレギュラーなことがあった時などはベッドに置いてしばらくしてから泣き出すこともありますが、その場合は抱っこで落ち着いたらまた寝てくれています。
毎回の寝かしつけで意識していたこと
- 寝る20分くらい前から穏やかに過ごす(刺激しすぎない)
- 寝に入る前に話しかける時は穏やかな声で(遊びの時間とは区別する)
- お風呂後はテレビの音を消したりおもちゃの音は不必要に鳴らさない
- お風呂の前に寝室だけでなくリビングもカーテンを閉め、”お風呂から上がったら寝る時間”の雰囲気を作る
- おしゃぶりや抱っこで完全に寝させてから着地するときは、最後に薄目でも良いのでベッドで目を開けてもらう(失敗し続けたらその回は諦める)
- 一人寝に近づいてきたら、見守る時間を数分ずつ伸ばす
ジーナさんの本にある、お風呂後の授乳で話しかけないとか目を合わせないのはなかなか難しくて、できてません。
飲めてるかなーって見ると目が合うし、最近はジュニアからめっちゃ話しかけてくるので無視はできなくて。必要以上に話しかけるのは控えてるくらいです。この辺は夫にも共有して、協力してもらっています。
追記:生後6ヶ月、現在のセルフねんねについて
生後3ヶ月で一人寝を習得し、その後メンタルリープなどで荒れやすかったり退行する間はまたおしゃぶりが必要になったり寝つきが悪くなったりしました。
数日〜数週間で戻り、日中のお昼寝は眠くなるタイミングを逃さなければセルフねんね、19時の就寝は毎回すっと一人寝してくれて、寝かしつけなしは続行中です。
この記事に書いたポイントは今も守り続けていて、月齢が上がると遊びやおもちゃへの興味も強くなってきたため、寝る前20分のリラックスタイムはより意識してとるようにしています。
今後は就寝前の流れを習慣化するべく、絵本などの入眠儀式を取り入れようとしてるところです。

内容をアレンジしてみたり、何かヒントになることを願います!